人生に悩んだときも、乗り越えられたのは、ヨガのおかげです。
ヨガのクラスを決める際に重要な、インストラクターの先生にスポットを当てます。今回は、青空の下、フォートデルーシー公園で行うパークヨガのカヨコ・パーキンス先生です。
ヨガとの向き合い方は、人それぞれ。15年前の留学に始まったアメリカへの恋心、ヨガとの出会いカヨコ先生のそれは、なるべくしてなった、まさに彼女の人生そのもの、なのです。飾らない言葉で、ドラマティックな経歴を淡々とお話してくださるところが、とても魅力的な女性です。
現在は、ワイキキの語学学校でスクール運営に関わりながらプログラムを考え、実際に教材作りからクラスを受け持つ教師のお顔もあれば、留学中の生徒さんの生活指導もするマルチな一面も。私生活では、8歳のお嬢さまが愛して止まない優しいママでもあります。週末は、定期的にホテルで観光の方を対象としたヨガレッスンを担当し、ヨガを通じて地元のチャリティ活動にも参加...。カヨコ先生のクラスは、深い愛情に包まれていて、終わるころには、ふわっと温かな気持ちになっているのが自分でも感じ取ることができます。彼女自身、どんなにストレスフルな慌ただしい毎日かと想像するのですが、返ってきたのは、あらゆるものへの感謝の言葉でした。「人生に悩んだとき、悲しみに負けそうになった時も、ヨガがあることで乗り越えられた。今の自分があるのは、周りの方のおかげです。すこしでも多くの方に、ヨガの素晴らしさを知ってほしいのです」