アメリカ・ハワイで生命保険に加入するための基本的な情報

アメリカ・ハワイで生命保険に加入するための基本的な情報

更新日 2018.09.27

目次

アメリカの生命保険は日本人でも加入が可能です。ハワイで生命保険に加入する際の基本的な情報を伝えします。

アメリカの生命保険の特徴

米国では生命保険加入の際、喫煙歴や病歴の有無など、16以上の健康ポイントで審査区分があり、検診や過去のデータの診断結果により各個人の保険料が決定します。一般的に保険料は日本より低く設定されており運用レートが良く、生命保険としてだけではなく、資産形成を目的として加入する人が多いのも特徴です。

米国の生命保険は種類が多いとは言えませんが、契約前・後ともに内容の変更が容易にできて柔軟性があります。また年齢が上がっても契約時の保険料が上がることはありません。生命保険料はどのような支払い回数や方法でも税金の控除対象にはなりません。

アメリカ 生命保険 ハワイ

アメリカの生命保険の種類

生命保険加入の目的には本人の死後に家族など受取人に遺すタイプ(1)、または一般的に万が一死亡した際のほか存命中の資産形成を目的としたタイプ(2)の2つに大別されます。

1)ターム保険

10年、20年など一定の期間のみ保障が必要な場合の返戻金はまったくない掛け捨て保険。保険有効期間中に被保険者が亡くなった場合、契約時に確定した保険金が支払われます。

2)ユニバーサル保険

一生涯補償が続く保険。保障もあり途中で解約あるいは引き出しを主な目的とする資産形成式の「返戻金成長型」と、返戻金は途中でなくなるものの、生涯どの時点で被保険者が亡くなっても契約時に確定した保険金が支払われる「保険金保証型」の2タイプに分かれます。

アメリカ 生命保険 グラフ

返戻金成長型の保険であれば、希望する時期に解約して返戻金を受け取ることが可能です。加入の際に保険エージェントと相談し、自分のニーズと予算に合ったプランを選びましょう。

生命保険加入のタイミングと条件

加入するタイミングと条件

40〜50歳になると生命保険加入を考える場合が多いようですが、若くて健康なほど保険料が低くなるので、加入するタイミングとしては早いに越したことはありません。また若いうちに始めたほうが資産形成期間も長くなります。

アメリカでは、日本より一般的に健康状態における生命保険加入のハードルが低いのも特徴で、高血圧や糖尿病などの病気を患っていても薬を服用したり、定期的に医師の診察を受けたりしていれば自己管理を行っていると見なされ、加入できる可能性は大いにあります。年齢も80歳程度までは加入できる場合が多いようです。

保険料について

保険料は1人1人の年齢や健康などの条件により異なり、申請時に血液・尿検査を含む健康診断が実施されます。代理店を通して申し込むと、その後保険を提供したい会社からオファーが来ます。

喫煙者の場合は非喫煙者より保険料が高くなりますが加入には問題ありません。非居住者の日本人でも米国に不動産などの資産を持つ場合は、加入が可能な場合もありますが、申し込みはアメリカで行う必要があります。

【生命保険加入が出来ない場合

  • ガン・HIVなど特定の病気の患者
  • 旅行の機会や危険の多い職業(政治家、プロスポーツ選手、パイロット等)

【情報提供・監修】
関矢純子
Occidental Underwriters International, LLC
オクシデンタル・アンダーライターズ・インターナショナル

住所:1163 S. Beretania St., Honolulu, HI
電話:(808)527-8821
ウェブサイト:www.askoxy.com
Eメール:jsekiya@askoxy.com

関連キーワード

合わせて読みたい記事

各カテゴリーのお知らせを見る

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる